パークシティLaLa横浜に関して、理事長として思うこと その2 : 3年半は長すぎる

マスコミ報道によると、データ改竄は杭だけじゃなくコンクリートにも及んでいそうですね。杭だけなら、下請けに責任押し付ければ済むと考えていたんでしょうが、コンクリートにまで及ぶと「工事施工体制」そのものに欠陥ありということになって、上層部にまで責任が及びかねないから、先手を打って「全棟建替」を提案したのかなあ。姑息だなあ。じゃあ、工事施工体制をどうすればいいのか? という点に関する、私見は、次のエントリーで書く。

ところで、「全棟建替」だと、3年半かあ・・・こっちの結論になった時に、住民をまとめて仮住いさせる場所が用意できるのかどうか? 大三井といえども、相当に難しそうだね。

3年半というのは長いからなあ。中学入学した子供は高校に進学しているし、大学だってほぼ終わり。オリンピックから次のオリンピックまでだものね。

それだけの期間、仮住いとはいえ、ある場所に住んじゃうと、そちらのコミュニティに溶け込んで、今度は 「帰るのは嫌だ!」となりかねない。帰ったって、3年半の年月は確実に住民を変化させている。コミュニティ再建は、真っ白なところから形成するより、確実に労力がかかるであろう。恨み辛みも出かねないから。

パークシティLaLa横浜に関して、理事長として思うこと

横浜のマンションで、杭打ち不良によって、建物が傾いた事件が世間の耳目を騒がせています。当事者となった方は、さぞ心配でしょう。同情に耐えません。
 
本件に関しては、マンションマニア系の有名ブロガー諸先輩が、それぞれの立ち位置で卓越したエントリーを書いているので、あえて付け加えることはありませんが、管理組合理事長として一言。
 
本件解決方法としては売主が提案している全棟建替えか、あるいは損害賠償をもらって引っ越すかの選択肢しかないように思えます。住民としては悩ましいところです。というのも、該マンションは2007年竣工と報じられているので、すでにある程度のコミュニティが形成されていると推測できるからです。
 
住民の中にはこのマンションを終の住処と決めて、地域活動に注力していた人がいいるはずです。また若い子育て世代でも、ママ友ネットワークが出来上がっており、それなりの快適なご近所付き合いをしているだろうなあと思えます。
 
この人たちにとっては、「マンションに住み続ける」ことこそが生活を支える最大の価値だろうと思えます。従って、この人たちは、上記の選択肢のうち、「建替え」を選ぶと思います。
 
一方、子供がいない世帯は、コミュニティとは比較的距離を置いてきた(私が住むマンションでもそうです)と想像がつきます。通勤至便とかの事情がない限り、「損害賠償」を選ぶのではないかなと思います。
 
建替えは、区分所有者の4/5の賛成が必要です。単純に総会出席者の4/5ではなく、全区分所有者の4/5ですから、緩和されたとは言え、相当に高いハードルです。
 
該マンションの区分所有者がどちらを志向するのかは外部からはうかがい知れませんが、何れにしても管理組合、就中理事長が強力なリーダーシップを発揮しなければまとまらないでしょうね。この問題に対処する理事長が、輪番制で選出された理事で「ジャンケンに負けて理事長に就任した」というのではないことを祈ります。
 
たとえ自ら立候補した理事長であっても片手間で対応するには荷が重すぎるなあと思います。本業の仕事をしながらだと、悪くすれば過労死しかねない状況ですから。こういう時には、全部自分でかかえこむのではなく、さっさと専門委員会を作ってそこに作業を任せ、「最後の決断は理事長が行なう」というのが理想でしょう。私だったら、全部自分で抱え込みそうだけど(苦笑)
 
建替えを好むコミュニティができあがっているのなら、そちらから何人かの委員、「損害賠償」派からも相応の人数を出してもらうしかないでしょうね。委員会で問題点をつぶして、何回かの住民説明会を経て総会でしょうね。
 
「建替」が多数だけど、あと僅かで4/5に届かないと言うのであれば、建替えに準じて、「反対する区分所有者の住戸を買い取る」ことが可能なのかどうか、法的検討も行なっておいた方がいいかもしれません。

「マンション居住者のための地震防災ガイド」とRJC48 勉強会

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昨日の日経新聞に載っていた記事で紹介されていた、「株式会社つなぐネットコミュニケーションズ」さんが出している「マンション居住者のための地震防災ガイド」。現在、マンションの防災委員会で同様のマニュアルを作成しているので、参考になるかもしれないと思い、申し込むことに。

同社の新サイト「つなぐネットコミュニケーションズのマンション防災支援」からメルマガを申し込むと、無料で送ってくれる。9/30 までのサービスのようだから、同じようなことを考えている組合さんは早めに申し込むと良いだろう。

詳細は、http://www.tsunagunet.com/info/2015/0907.html
同社ホームページから、内容の紹介(私は、同社の回し者ではないので、勘違いしないように)

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Part.1 大地震が発生! そのとき命を守れますか?
対策を始めるにあたって、大きな地震が発生したときにどんな被害が起きうるかをイメージすることが大変重要です。マンション内で起きうる被害をご紹介します。

Part.2 地震への備え 命を守るために今すぐできること
地震の揺れによって「家具が倒れる」「電球やガラスが割れて飛散する」「電化製品や雑貨が飛んでくる」という事態が発生します。自宅内の安全を確保するための家具固定方法など、具体的な施策をご紹介します。

Part.3 サバイバル 発災後の被災生活に備える
大きな地震が発生したとき、公的な避難所の収容不足が想定されています。発災後も自宅で生活を継続できるように、救急グッズや掃除グッズ、断水・停電対応グッズなど、各家庭に必要な防災備蓄品をご紹介します。

Part.4 共助 マンション内で助け合うために
マンションには、同じ建物にたくさんの人が集まって住んでいるというメリットがあります。いざというときにマンション内での共助が迅速に行われるよう、事前に決めておきたいマンション内ルールをご紹介します。
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目次を見る限り、標準的内容だわな。でも、世の中のマンションはこれくらいのことすらできていないところが大多数。だからこそ、ガイドの需要があるわけ。さすがにRJC48 参加マンションクラスになると、もっと進んでいるところもあるが・・・。

そのRJC48 主催のオフ会が10/10 (土)に開催される。今回は恒例となった防災がテーマなので、興味ある方は、ホームページからどうぞ(http://www.rjc48.com)

民法改正、今国会は無理

今朝のテレビニュースによると、今鼓海で予定されていた民法(債権法)改正は見送りとなる公算が高い。
これも安保法案の影響だろうが、「改正ありき」で準備を進めてきた人が相当数いるんだけどね。
債権法は取引の基本となるルールを定めるだけに、延期の影響は大きいな。

マンション管理組合にとっても、「債権法が改正されたら、こうなる」という注意点を
あげて勉強し始めていただけに・・まあ、時間の余裕ができたが、忘れちゃうからなあ(苦笑)

そのうちこのブログでも取り上げようと思って、エントリーの題名だけは書いていたのだが、
本文は当面延期だな。

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